セカイサプリン

Xenoblade2に関する覚え書きや個人的考察。ゼノブレイドシリーズの他の作品についてもたまに書きます。

イーラ

《イーラ》憤怒 ira(wrath)

雲海に紛れて暗躍する、マンイーターブレイドイーター、聖杯から成る5名のブレイドの集まり。
また、500年前存在した古王国イーラと同名。

 

《古王国イーラ》

500年前の聖杯大戦で沈んだ大国。機械技術に優れており、ユーディキウムと双璧をなす文明国家であった。巨神獣を使用しない船を建造するなど、神暦4058年には再現不可能な技術をもっていた。
組織イーラが所有している船も古王国イーラの文明のもの。ホムラが眠っていた古代船のほか、「モノケロス」と「戦闘母艦マルサネス」(巨大機械兵に変形可能)が存在する。古代船は生物的な曲線の多い、巨神獣によく似た外見の船である。巨神獣を使用しない点から、巨神獣を無闇に兵器や乗り物として使用することは恐れ多いことと考えられていたかもしれない。
590年前頃(神暦3468年頃)は独立戦争をしていたらしき描写がある。スペルビア、アーケディア、ユーディキウムのいずれかか。
500年前のイーラはあくまで英雄アデルを中心としてまとまっていた国家だったという。「英雄」を中心にまとまっていた「王国」であるなら、アデルは王族であった可能性が高い。
イーラの中枢に存在する遺跡に残された壁画より、古王国イーラは神の定めた生命循環システムを理解していたと推測できる。
生命循環システムの要素となるブレイドと巨神獣を信仰の対象とし、人間の共存を目指したが、天の聖杯の力を恐れた人間(マルベーニ、アーケディア )はそのブレイドと人間の共存を望まず、聖杯大戦後にヒカリがアデルと共にイーラを去って眠りについた後、「天の聖杯」の存在を抹殺するためイーラに攻撃を仕掛けた。
メツとの戦いが終わった直後はまだイーラの巨神獣は生きていたが、アデルと天の聖杯を失っていた残党軍は抵抗することもできずに散ってゆき、イーラは滅亡した。
世界樹の根元にかなり近い位置に沈んでいることから、イーラの巨神獣は何らかの理由で「世界樹の根元へと行かなくてはならなかった」のかもしれない。