セカイサプリン

Xenoblade2に関する覚え書きや個人的考察。ゼノブレイドシリーズの他の作品についてもたまに書きます。

インヴィディア烈王国

《インヴィディア》
七つの大罪……嫉妬 invidia(envy)

 

《概要》
「歴史と文化が花開く国」と呼ばれ、特にフォンス・マイムは芸術の街とも言われる。
スペルビアとは犬猿の仲であり、頻繁に小競り合いを繰り返している。その為本編の4058年においては国交は断絶されており、現在スペルビアへの直通便は存在しない。また、アーケディアとはやや距離を置いた関係であるためか、スペルビアよりドライバーの人口が少ない。軍の主力兵器は巨神獣兵器に付けられた「ドーラ砲」。

緑や水が豊富ゆえに食材も豊富。しかし作中ではスペルビアとの開戦が迫りつつあったため、国によってフォルタなどの食糧品の流通が制限され、庶民へ向けた配給が行われていた(なお傭兵や貴族は開戦準備が行われている中であったため、庶民とは逆に余裕のある生活を送っているものが多いようだ)。
傭兵業が盛んな国で、インヴィディアの貴族の殆どは傭兵団を擁している。部隊の編成には正規軍と傭兵団の混成が一般的である。傭兵団はフレースヴェルグの他、アウドムラ傭兵団、ヴィルトシュバイン傭兵団などがある。

500年前の聖杯大戦時における、メツへの抵抗軍決起の地であり、ヒカリが目覚めた場所である「カラムの遺跡」が存在する。何故ヒカリがイーラの地ではなくインヴィディア王都フォンス・マイム内にあるカラムの遺跡で目覚めた(アデルと同調した?)のかは不明。

 

《国柄など》
インヴィディア人は他の人種に比べやや大柄であり、荒くれ者が多い。また身分を重視する風潮があり、貴族や傭兵の力が強い。
また500年前のインヴィディアでは「ブレイドはドライバーに従うもの(格下の存在)」という考えが一般的であった。(しかし、その考え方が500年後の本編時にも深く根付いたままであるかは不明である)

 

《文化など》
インヴィディアの伝統工芸品では、貝や甲羅から削り出して作った食器が有名。
フォンス・マイムでは真珠の飾りを恋人に贈るのが流行している。

500年前から美容機器などでも有名で、この頃から芸術や美を良しとする国であったと推測される。故にミノチは戦後フォンス・マイムに身を置いたのではないかと考えられる。

インヴィディアに伝わるお伽話には、「クジンラマン」というヒーローがいる。クジンラマンは太古の昔よりインヴィディアを守っているドライバーであり、インヴィディアの収穫祭ではクジンラマンのようになってほしいという願いを込めて子供達にお菓子を配る風習がある。

 

《食文化》
見た目はあまり良くないようだが、味は良いようだ。プラーナという食べ物が名物。
農業はフォルタによる稲作が主流となっている。

 

《巨神獣について》
通常時は雲海に潜っている、「潜行型」の巨神獣。その為生物の主な住処は体内である。背中は半透明の膜に覆われている為、外部の光が届くようになっている。定期的に外部のものを飲み込む習性もあり、フレースヴェルグではその飲み込まれたものの一部を物資として活用している。また尾部のカラムの遺跡には、巨神獣が潜行した時に雲海が流れ込んでこないよう強固な門が作られている。

 

《天候・気候》
天候は晴れ、曇り、噴気結晶、夜香。
天候「噴気結晶」の時は地面に水たまりができる。インヴィディアの巨神獣の各所にある噴気孔から微細なエーテル結晶が霧状の水と共に噴出しているのではないかと思われる。
インヴィディアにはサフロージュという植物が腹部各地に自生している。夜になると淡く発光し、時折花びらの舞う「夜香」という天候に変わる。

 

フレースヴェルグ
ヴァンダム率いる傭兵団、並びにその拠点となっている村。世界各地にドライバーとブレイドを派遣している。また戦災孤児などを引き取り、彼らが成長するまでの面倒を見ている。その為か様々な人種や年齢の人間が所属しているようだ。

 

《六大貴族について》
現在はセーロスア公国を中心とした6つの大貴族によって統治されているが、かつては9つの大貴族が存在した。
そのうちセーロスア公国と並ぶ力を持っていたエンヴィア公国という貴族が存在したが、そのエンヴィアの長ハンネスは謎の急死を遂げ、その後を彼の長男のジアーニが継ぐも数年で病死した。続いてジアーニの弟フィルが継ぐも、20歳になる前に同じく病死。結果エンヴィア公国は没落し、その後セーロスア公が他の大貴族をまとめ上げ、インヴィディア王を名乗るようになった。
エンヴィア継承者の死は謎が多く、未だに他の大貴族による謀略だと噂が残るという。
没落したエンヴィア公国の長であったハンネスは、生前グーラ人との間に隠し子をもうけており、その子孫がグーラに現在でも存在しているといわれている。これが本当であればインヴィディア王室の存続に関わる重大な事件となるが…?
6貴族各家には玉印の指輪というものが代々伝えられており、それを6つ組み合わせると一つの印となり、インヴィディアの国印になる。
傭兵団レベル5のクエストでは、その玉印の指輪の一つがグーラ人のガルロという傭兵に盗まれる。これを依頼したのはスペルビア幹部。継承戦争を利用してインヴィディアを混乱に陥れようとした。
「敗れし者の地」はインヴィディアのフォンス・マイム下にあるロケーション。屋敷のようなものが残されているが、誰かが住んでいる様子はない。昔存在していたが没落したという3つの貴族のものではないかと思われる。
本編でインヴィディア元首であるラゲルト女王の宮殿は、一般人では入ることができない場所であるゼーヴィント宮殿広場の上部にある。

 

《名前のみ登場する地名など》
ディナル街道
マナンティアル(フォンス・マイム南)
オンダ街道橋
カニナの街
ヴォルダ砦
ルメリア劇団
(2019/01/12更新)